志田達哉
しだ たつや
Shida Tatsuya

1990年12月6日生れ
 左利き
福井県出身
中部関西採用合同リーグ(4名)1位4勝2敗 。2006年4月1日入段。2008年4月1日二段(賞金ランクで昇段)。2009年8月21日三段(勝ち数=40勝昇段)。2011年1月1日四段(賞金ランクで昇段)。2012年1月1日五段(賞金ランクで昇段)。2013年1月1日六段(賞金ランクで昇段)。2014年1月1日七段(賞金ランクで昇段)。
伊田篤史鶴田和志とともに中部の三田と呼ばれる。
2013年12月31日現在通算成績=186勝92敗
2014年23歳??勝??敗通算???勝??敗2014年1月1日七段(賞金ランクで昇段)。
2013年22歳19勝17敗通算186勝92敗2013年1月1日六段(賞金ランクで昇段)。
2012年21歳29勝11敗通算167勝75敗2012年1月1日五段(賞金ランクで昇段)。
2011年20歳29勝12敗通算138勝64敗2011年1月1日四段(賞金ランクで昇段)。
2010年19歳24勝12敗通算109勝52敗
2009年18歳32勝11敗通算85勝40敗2009年8月21日三段(勝ち数=40勝昇段)。
2008年17歳18勝11敗通算43勝29敗2008年4月1日二段(賞金ランクで昇段)。
2007年16歳14勝11敗通算25勝18敗
2006年15歳11勝 7敗
2006年4月1日入段。
棋風:地を稼いで、先行逃げ切りが得意のパターン
揮毫:
2007年11月(第2回)広島アルミ杯若鯉戦優勝(16)
日本棋院の情報 碁吉会―二子の名局 潘善h七段 二子 志田達哉
写真(16歳) 写真(24歳)
【「NHK囲碁講座」(2009年8月号)】
小学1、2年生のころに祖父から碁を教わり、3年生で少年少女全国大会出場。4年生では全国3位入賞を果たします。5年生のころにはすでに院生、中学在学時に入段を決めました。で、ここからがすごい。デビューした平成18年に週刊碁主催の第3回中野杯U20選手権(作家の故・中野孝次さん創設)で4位入賞。翌年は中部総本部所属棋士で争われる王冠戦で本戦出場を果たし、さらに第2回広島アルミ杯若鯉戦で優勝を飾ります。まさにトントン拍子。わき目も振らずに勉強してきたであろうことが容易に想像できます。盤上のことを熱く語るのもうなずけます。
平成2年生まれで18歳の志田さんは、福井県の出身。中学1年生のとき、プロになるために名古屋へ出てきました。両親と弟、妹の5人家族が揃って引っ越しをしたわけではなく、「父とぼくの2人だけで名古屋に。多少の反対はありましたが、最後は賛成してくれました」。驚くのはこの後です。お父さん、掃除洗濯食事の用意と身の回りの世話を一手に引き受けているそうです。「父には感謝しています。ぼくはずっと碁の勉強に集中できますから。家にテレビは一応あるのですが、ぼくのためにがんばってくれている父の前ではとても見ていられません。そんな時間があったら、とにかく勉強しなければ…」
1週間のスケジュールを聞いてみました。木曜日に手合が付いていなければ総本部で見学か勉強。金曜日は若手数人で集まって研究会。これは毎週行われているそうです。土、日、月曜日は家にいることが多く、もちろん碁盤に向かう時間がほとんど。遊びに出ることはまったくない。カラオケは行きたくないそうです。火曜日は原則第1、3週が羽根直樹九段、小県真樹九段が参加する研究会。第2、4週は彦坂直人九段が参加する研究会。水曜日は週末同様、家でひたすら勉強。まさに囲碁漬けの毎日です。