百霊杯女子オープン戦

Bailing Cup Women's Open Tournament

中国囲棋協会主催、百霊製薬出資助賛。2006年創設。第1回大会は選抜新旧棋士による対抗戦のスタイルをとったが、第2回大会から全国棋士が参加する全国レベルのトーナメント戦に変更された。8人のシード棋士と8人の予選通過棋士の計16人で本線が争われる。予選は最終局以外はネット対局を採用。国際棋戦を意識して正官庄杯と同じに、持ち時間は1時間。秒読みは1分が1回。第3回から建橋杯の四強は本棋戦のシード選手になり、本棋戦の四強は建橋杯のシード選手になる。優勝賞金8万元、準優勝4万元、第3位2万元、第4位1万元。

優勝者 コメント
2期 2007年 李赫初段 (1月27日)決勝3番勝負第3局は李赫初段(14)が葉桂五段(32)を215手まで黒番中押勝ちで下し、2勝1敗で優勝した。
(1月26日)決勝3番勝負第2局は葉桂五段が李赫初段を273手まで黒番中押勝ちで下した。
(1月25日)決勝3番勝負第1局(於:安順)は李赫初段が葉桂五段を205手まで黒番中押勝ちで下した。
(1月22日)第3位決定戦は鄭岩二段が楊暉八段を下し、第3位となった。
(1月20日)準決勝(於:中国棋院)が行われた。
李赫初段○−●鄭岩二段
葉桂五段五段○−●楊暉八段
(10月14日)八強戦が行われた。
李赫初段○−●崔寧二段
鄭岩二段○−●張旋
楊暉八段○−●唐盈
葉桂五段○−●王晨星
1期 2006年 張旋八段 (2006年8月9日)ベテランチームが負けを認め、第10回戦で終了することに決定した。10回対局して、ベテランチームは、張旋八段の7勝3敗、華学明七段の3勝7敗、葉桂五段の3勝3敗、徐宝五段の0勝4敗、全部で13勝17敗。若手チームは、李赫初段の4勝0敗、魯佳初段の6勝3敗、範蔚菁初段の3勝3敗、曹又尹二段の2勝2敗、王祥雲初段の2勝3敗、唐奕二段の0勝2敗、全部で17勝13敗。結果、張旋八段の優勝となった。
ベテランチームは「途中で負けを認める」が、この棋戦は国家少年隊の女流棋士の鍛錬を目的としているため、客観的にはこの目的を達成した。12回戦を早めに終えることについて、協賛の百霊製薬の姜偉社長は「宣伝効果はあった。今後も女性囲碁を賛助する」と語った。
(2006年8月4日)第10回対抗戦が行われ、若手チームの3人がベテランチームの3人を倒した。この結果、敗れたベテランチームは第11回戦は先番で黒石を持たされ、同時に1と4分の3子のコミをもらう。
王祥雲初段○−●張旋八段
李赫初段○−●華学明七段
曹又尹二段○−●葉桂五段
(2005年10月15日)第1回対抗戦が開幕した。ベテラン棋士3人と18歳以下の若手棋士3人が2組に分かれ、年間12回の対抗戦を行い、最多勝利者が優勝する。毎回の結果でチームのメンバーが入れ替わる。連敗した選手は抜ける。持ち時間は2時間、秒読みは1分が5回。結果は次のとおり。この結果、敗れたベテランチームは第2回戦は先番で黒石を持たされ、同時に2と4分の3子のコミをもらう。
張旋八段○−●王祥雲初段
範尉菁初段○−●華学明七段
魯佳初段○−●徐宝五段

最終更新日: 2007年1月28日