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韓国の囲碁人口
日時: 2009/01/12 12:18
名前: 囲碁データベース

韓国の囲碁人口を知りたい
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Re: 韓国の囲碁人口 ( No.1 )
日時: 2008/09/17 23:16
名前: 囲碁データベース  <igoigo@jcom.home.ne.jp>

【2008年7月29日 韓国・サイバーオロ(記事提供:韓国棋院)】
韓国国民の80%以上は囲碁が子供の教育に役に立つという認識を持っている。また韓国国民の3人に2人が囲碁が国威高揚に寄与したと答え、最も好む棋士は李昌鎬九段と答えた。今回の調査は、韓国の囲碁人口の現況および韓国国民の囲碁に対する全般的な認識を把握するために、(財)韓国棋院が国民体育振興公団基金の支援を受け、韓国ギャラップに依頼して行われた。世論調査は全国(済州道(チェジュド)除を除く)の満19才以上成人男女1510人を対象に、面接員が世帯訪問して1:1の個別面接を行う形(韓国ギャラップ オムニバス調査システム)で、6月12日から7月1日まで18日間行われた。標本誤差は±2.5%(95%信頼水準)。囲碁に対する国民認識調査の主要内容はつぎの通り。

囲碁人口
韓国の成人の囲碁人口は2008年6月現在約766万人(済州道を除く)である。2007年末住民登録人口統計基準では韓国の19才以上人口は37,394,420人(済州道を除く)なので、韓国国成人の囲碁人口は20.5%で、国民の5人に1人が碁を打つことになる。碁を打つ人は男性が36.4%、女性が5.1%で、男性が圧倒的に多く、40〜50代の年齢層のうち所得水準が高い人ほど囲碁人口が多いことが分かった。囲碁実力は9級以下の初級者が65.5%で最も高く、6〜8級が17.9%、5級以上が15.3%の比率だった。


2004年1月調査時(20.3%)より囲碁人口は増えた(2008年6月時20.5%)

囲碁に対する国民の認識
韓国国民の過半数は他の趣味や娯楽に比べて、囲碁が集中力や頭脳開発に役に立つと認識している。 特に韓国国民の80%以上は囲碁が子供の教育に役に立つと認識しており、肯定的な評価者のうち10人中9人は、子供に囲碁を薦める意向があることが明らかになった。


64.8%の人が囲碁は集中力や頭脳開発に役に立つと認識している
囲碁関連媒体
囲碁を知っている人が最も好む囲碁関連媒体はテレビが74.6%で最も高かった。インターネット(13.8%)と新聞(11.6%)がその後を追っている。囲碁関連テレビ番組の視聴者は主に男性で、高卒以上の高学歴層の30代年齢層の人で6〜8級の中級者層が最も高い視聴率であることも判明した。
また西洋人がプロ世界ランキング1位になるだろう時期を尋ねる質問に29%の人が「10年以内」と答え、25%の人は「少なくとも今世紀内には不可能」と答えた。囲碁の世界化には相当な時間が必要とされると展望している。
囲碁をやらない非囲碁人は「習う機会がなくて(42.1%)」囲碁の入門ができなかったということも明らかになった。成人を対象にした囲碁講座の用意と囲碁教育施設拡充が至急なことが分かった。

プロ棋士選好度
韓国国民が好む韓国人囲碁棋士は李昌鎬(イ・チャンホ)、゙薫鉉(チョ・フンヒョン)、李世石(イ・セドル)がTop3を構成している。年度別推移を見ると、李昌鎬九段が1997年以来持続的な上昇を見せてトップを守っており、2000年代に入り゙薫鉉九段、劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段は下落傾向を描き、李世石九段が上昇傾向を見せている。


上は調査対象者全員(1510人)、下は囲碁人(310人);左から李昌鎬、゙薫鉉、李世石、趙治勲、劉昌赫。李昌鎬は1997年時(28.8%)より2008年時(44.5%)の方が人気が上がった。

囲碁実力分布
囲碁人の囲碁実力は5級以上が15.3%、6〜8級が17.9%、9級以下が65.5%。囲碁人の3人に2人程度は9級以下の初級者と判明した。回答者の特性別では、5級以上の上級者は男性が多く、年齢と所得水準が高いほど囲碁実力が高かった。


左側は囲碁人(310人)、右側は調査対象者全員(1510人);囲碁人の17.9%は6〜8級

※詳しい分析記事は韓国棋院機関紙月刊『囲碁』9月号に創刊41周年特集で載せられる予定。
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