一力遼
いちりき りょう
Ichiriki Ryo
1997年6月10日生れ

宮城県出身
2010年9月1日入段。2012年1月1日二段(賞金ランクで昇段)。2013年1月1日三段(賞金ランクで昇段)。2014年1月1日四段(賞金ランクで昇段)。2014年3月22日七段(棋聖戦リーグ入りで)。2017年11月9日八段(棋聖戦挑戦者で)。2020年九段(天元獲得で)。
棋風:
渾名:
2013年12月31日現在通算成績=123勝42敗
2015年18歳??勝??敗通算??勝??敗
2014年17歳36勝14敗通算123勝42敗2014年1月1日四段(賞金ランクで昇段)。2014年3月22日七段(棋聖戦リーグ入りで)。
2013年16歳38勝7敗通算87勝28敗2013年1月1日三段(賞金ランクで昇段)。
2012年15歳25勝13敗通算49勝21敗2012年1月1日二段(賞金ランクで昇段)。
2011年14歳23勝7敗通算24勝8敗
2010年13歳1勝1敗通算1勝1敗2010年9月1日入段。
タイトル獲得数:16個(うち世界タイトル:1個)
対局日棋戦名年齢コメント
2022年3月(第46期)棋聖24歳
2022年3月(69期)NHK杯優勝24歳
2021年3月(68期)NHK杯優勝23歳
2020年12月(11期)おかげ杯優勝23歳
2020年12月(46期)天元戦優勝23歳
2020年10月(29期)竜星戦優勝23歳3連覇
2020年8月(45期)碁聖23歳
2019年9月(28期)竜星戦優勝22歳2連覇
2019年3月(66期)NHK杯優勝21歳
2018年10月(25期)阿含桐山杯戦優勝21歳
2018年9月(27期)竜星戦優勝21歳
2017年3月(第4期)グランドチャンピオン戦優勝19歳非公式戦
2016年11月(第11回)広島アルミ杯若鯉戦優勝19歳公式戦
2016年9月(25期)竜星戦優勝19歳19歳1カ月(8月の対局収録時)での優勝は竜星戦の史上最年少記録
2016年5月(7期)おかげ杯優勝18歳非公式戦
2014年11月(1期)イベロジャパン杯優勝17歳非公式戦
2014年9月(第39期)新人王戦優勝17歳17歳3カ月の優勝は新人王戦の史上最年少記録。
2014年5月(5期)おかげ杯優勝16歳非公式戦
2014年5月(1回)グロービス杯世界囲碁U-20優勝16歳
2013年11月(第8回)広島アルミ杯若鯉戦優勝16歳2011年から公式戦、初優勝
2013年5月(4期)おかげ杯優勝15歳非公式戦
2012年10月(第9期)中野杯優勝15歳非公式戦
写真(12歳) 写真(16歳) 写真(19歳)
日本棋院の情報
【『週刊碁』2010年10月18日号より】
新進気鋭の棋士らが強豪ベテラン棋士らに胸を借りる幽玄杯。上位陣に勝つのは容易なことではないが、その中でも、伊田篤史二段、金沢真二段、孫負@生、富士田明彦二段らは、上位陣とも互角に渡り合っている。勝って当然と見られる上位陣にとってはキツイものだろうが、それを踏まえてリーグ戦の模様を追うのも面白い。10月4日には七局が打たれ、ほとんど上位陣が勝ったが、一力遼初段が河野臨九段を相手に一人勝ち星をあげた。黒番半目勝ち、金星といえよう。

【『週刊碁』2010年10月12日号より】
注目集まる期待の新人一力遼新初段の公式戦デビューが、10月7日に日本棋院で行われた。舞台は新人王戦の予選。相手は村上晶英二段だった。結果は黒番で中押負けとなったが、落ち着いて淡々と打ち進める様は大物感十分。今後の活躍が大いに期待されるところだ。

【2010年6月27日 岩手日報】
仙台出身の中学1年、一力遼君(13)が6月27日に終えた日本棋院の夏季棋士採用試験で総合成績1位となり、囲碁のプロ棋士になることが決まった。7月の理事会で正式決定される。一力君はプロ棋士を養成する日本棋院の院生Aクラスに所属。4〜6月の3カ月間に行われた院生同士によるリーグ戦で4月1位、5月2位、6月1位、通算42勝12敗だった。夏季採用は総合成績1位の1人だけがプロ棋士になれる。一力君は小学2年の時に院生となり、2008年に上京。宋光復九段に師事し囲碁の勉強を続けてきた。一力君は「囲碁は奥が深くて本当に面白い。もっと勉強して世界で戦えるよう頑張りたい」と話していた。

【2010年7月8日 朝日新聞】
宮城県出身で東京都内在住の中学1年、一力遼さん(13)が日本棋院の夏の棋士採用試験で総合1位となり、プロ棋士になることが決まった。9月1日付で試採用となり、以降の公式戦に出場できる。