林漢傑
りん かんけつ
Rin Kanketsu

1984年3月22日生れ

台湾出身
林海峰門下。2000年入段。2000年二段。2001年6月三段。2002年6月21日四段。2003年5月五段。2005年4月1日六段(賞金ランクで昇段)。2010年4月9日七段(勝ち数=120勝昇段)。
2013年6月鈴木歩六段結婚。
棋風:
揮毫:
タイトル獲得数:0個(うち世界タイトル:0個)
対局日棋戦名年齢コメント
2018年12月(3期)SGW杯中庸戦34歳非公式戦
日本棋院の情報 林漢傑のスポーツ時々囲碁日記
【2013年12月24日 『NHK 囲碁講座』2013年12月号より】
お人柄そのままの上品で優しく気さくな語り口。NHK杯解説でも人気急上昇中の林漢傑(りん・かんけつ)七段は、女性大会の「審判長になってほしい棋士ナンバー1」かもしれない。スポーツ万能なことは棋士仲間でも有名だ。
バドミントン、テニス、フットサル、野球…、いろいろやってます。スポーツは決して得意というわけではなくて、好きなんです。5年前からはジョギングを始めました。それまで、短距離走は速いのですが長距離は大の苦手だったので、ずっと避けてきたんですね。でも5年前、誘われて断りきれずに10キロの立川マラソンに参加しました。もちろんボロボロだったわけですが、それ以上にショックなことがあったんです。そのマラソンで一緒に走った中に、佳奈ちゃん(万波佳奈四段)がいました。佳奈ちゃんといえばテニスで打ったボールが自分の頭に落ちてくるような、運動音痴で有名な人なんですね(笑)。だから、まあ佳奈ちゃんには勝つだろうと思っていたのですが、結果は僕のほうが2分ぐらい遅かった。それが本当に悔しくて。あとは、大事な手合いで負けて、自分の中の何かを変えなきゃという思いもあって、朝早く起きて走ることにしたんです。でもジョギングを始めた理由のほとんどは、やはり、佳奈ちゃんに負けたことです(笑)。それからは、手合い前には必ず走るようにしています。4キロか5キロぐらい。家から川沿いに近くの公園まで、コースはだいたい決まっています。走ったあとは、脳の中にいい物質が分泌されるのでしょうね、勉強に集中できます。立川マラソンにはその後2回参加しました。初めてのときの記録が1時間11分。2回目は50分でした。おかげさまで苦手意識はなくなりました。(談)