今井一宏
いまいかずひろ
Imai Kazuhiro
1974年7月12日生れ

兵庫県出身
本田満彦門下。1993年6月入段。2002年9月六段。2016年7月??日七段(勝ち数=120勝昇段)。
棋風:
揮毫:

関西棋院の情報
【2010年1月7日 神戸新聞(宮本万里子)】
「棋士のまち」を掲げる加古川市で生まれ育った囲碁のプロ棋士、今井一宏六段(35)=同市野口町=を応援する「東播磨地区後援会」が1月10日発足する。東播地域では昨年、ゆかりの将棋棋士6人を支える後援会ができたが、囲碁棋士の後援会は初めて。今井六段は「地元の支援を力に、さらに棋力を磨きたい」と意気込んでいる。
今井六段は、7歳で父から囲碁を教わり、姫路市のアマチュア強豪のもとで腕を磨いた。「勝つことが面白い」とのめり込み、小学生時代は3年連続で県小学生名人戦2位となって全国大会に出場。小学6年のころから本田満彦九段が神戸市で開く道場に通い始め、中部中1年のとき、関西棋院の院生になった。加古川北高卒業時の18歳でプロ入りし、2002年六段に。07年には全国のプロ上位50人が出場できる「NHK杯トーナメント」に初出場を果たした。約2年前から、自宅で教室も開いている。
後援会結成は、地元の愛好家が中心となって発案。1月10日日に日岡神社(同市加古川町大野)で設立総会を開いて発足する。東播2市2町の首長も名を連ね、樽本庄一・加古川市長が後援会長に就く予定だ。「温かく見守りながら応援したい」と後援会発起人の医師枝川潤一さん(50)。今井六段は「地元の応援は本当にありがたい。さらに気合を入れ、より多くの対局に臨めるよう頑張りたい」と抱負を語る。今井六段は1月から、文化庁などが伝統文化継承のために開く囲碁教室の指導役も務める。「囲碁の面白さを多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と話す。後援会員は東播2市2町の人が対象。問い合わせは、日岡神社社務所TEL079-422-7646