中野泰宏
なかの やすひろ
中野泰宏
Nakano Yasuhiro

1977年5月18日生れ
A型
福岡県出身
関西棋院所属。森野節男門下。1989年(第10回)小学生名人戦第5位。1992年入段。1998年六段。2000年4月七段。2002年5月27日八段。2005年1月26日九段(昇段規定による昇段)。2011年春結婚。
2012年12月31日現在通算成績=??勝??敗
2013年36歳??勝??敗通算???勝??敗
2012年35歳23勝11敗通算???勝??敗
2011年34歳14勝12敗通算???勝??敗
2010年33歳24勝10敗通算???勝??敗
2009年32歳21勝7敗通算???勝??敗
2008年31歳19勝18敗通算??勝??敗
2007年30歳34勝 9敗通算??勝??敗
2006年29歳17勝13敗通算??勝??敗
2005年28歳28勝13敗通算??勝??敗2005年1月26日九段。(昇段規定による昇段)
2004年27歳18勝15敗通算??勝??敗
2003年26歳33勝18敗通算??勝??敗
2002年25歳34勝21敗通算??勝??敗2002年5月27日八段。
2001年24歳38勝 9敗通算??勝??敗
2000年23歳31勝12敗通算??勝??敗2000年4月七段。
1999年22歳??勝??敗通算??勝??敗
1998年21歳??勝??敗通算??勝??敗1998年六段。
1997年20歳??勝??敗通算??勝??敗
1996年19歳??勝??敗通算??勝??敗
1995年18歳??勝??敗通算??勝??敗
1994年17歳??勝??敗通算??勝??敗
1993年16歳??勝??敗通算??勝??敗
1992年15歳??勝??敗
1992年入段。
タイトル獲得数:1個(うち世界タイトル:0個)
関西棋院タイトル獲得数:1個(うち世界タイトル:0個)
対局日棋戦名年齢コメント
2013年10月(第9期)産経プロアマ戦優勝36歳非公式戦。関西棋院公式戦。
棋風:序盤は個性的、中盤以降が滅法強い。
揮毫:広く圓くつなぐ

関西棋院の情報 読売新聞「岡目八目」 「ゴツヨシ」(ご自身が書いているブログ) 「きまぐれリレー日記」(幽玄の間)
【2007年3月21日 読売新聞夕刊】
中野泰宏九段は昨年(2006年)4月から月1回、A4判、1ページの「中野新聞」を発行している。最近の対局結果を掲載し、夢や日記などを熱く語る。問い合わせは両丹企画(0773-43-0453)へ。

【2006年4月1日 西日本新聞】
福岡県豊前市出身で囲碁の中野泰宏九段(28)=関西棋院所属=が3月31日、同市役所に釜井健介市長を訪ね、「地元でも囲碁の普及に努めたい」と話し、釜井市長は「早くタイトルを取ってほしい」と激励した。
中野九段は、同市の千束小2年の八歳から父親などの勧めで囲碁を習い始め、4年生時には全国大会に出場するなどめきめきと上達。同小を卒業と同時に大阪に移り、プロ棋士を目指した。1992年に初入段、その後も順調に昇段を重ね、2005年1月に最高位の九段に上り詰め、期待される若手棋士の一人として注目を浴びている。
今回の帰省は、地元の後援会(尾家角夫会長、97人)が、昇段を祝い後援会活動をさらに活発化させようと招いた。同市内には囲碁クラブが8団体あり、活動は活発という。中野九段は「タイトル獲得を目標に頑張る。2カ月に1回ぐらいは帰省して、碁の普及に努め、子どもたちの指導もやりたい」と話した。

【「囲碁関西」2005年5月号】
関西棋院では現役35人目、日本棋院と合わせるとちょうど110人目の九段となった。昇段規定の経過措置による昇段。大手合での成績が加味されており、いわば大手合制度での最後の九段ともいえる。
「大手合がなくなり段位が本当の意味での実力制になろうとしている時、自分の実力不足を痛感しているだけに心苦しいものはあります」と謙遜しながらも、「永井一夫副理事長を始め師匠の森野節男九段や両親など周囲の人たちに喜んでもらえたのは素直に嬉しく思いました」と喜びを語る。
永井副理事長の支援でできた「永究会研究所」(寮)の一期生でもあり、「ここで長年お世話になった僕が九段になれたことは一つの節目かとも思います。今後一層努力します」

【「囲碁講座」2002年8月号(内藤由起子)】
小学4年のとき、日中青少年囲碁交流のメンバーに選ばれた。12歳で福岡から出てきて関西棋院の寮に入った。寮生活では宋麗五段、李楊三段が一緒で中国を身近に感じ、「将来行くかも」と思って中国語教室に通い、普段の会話には不自由しないほどになった。すでに2回ほど中国行っている。「中国棋院の近くにホテルを取ってもらい、3週間ほど滞在しました。楽しくて素晴らしい経験を積ませてもらいました」。
中国では棋士の卵が棋院に住み込んで英才教育を受け、厳格なスケジュールの毎日を送っている。7時起床、8〜11時半まで勉強、昼食をとって12時半〜17時まで勉強、17時〜18時運動、夕食の後19時〜21時まで勉強、1時間ほど自由時間、23時消灯。土、日曜日は休日。中国の若手棋士はこの生活を10歳くらいから続けている。「最初に行ったときは、全然勝てませんでした」と中野はいう。
きちんとしていて、真面目で、気が利いて、面倒見がいい。東京の呉清源研究会や緑星学園も最初は中野泰宏七段が瀬戸大樹四段を連れて行っている。趣味は2000年正月から始めた三味線。中国語を勉強中。