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名人戦、一力遼二冠が挑戦者に
【2021年7月8日(木) 河北新報
 囲碁の第46期名人戦で8日、挑戦者決定リーグトップで7戦全勝中の仙台市出身の一力遼碁聖(24)が井山裕太名人(32)への挑戦者に決まった。この日、リーグ2位の許家元十段(23)が羽根直樹九段(44)との対局に敗れて5勝2敗に後退。最終局で一力碁聖が負けても7勝1敗で1位は変わらないため、挑戦権の獲得が決定した。名人戦7番勝負は8月26、27日の第1局から始まる。一力碁聖は天元との二冠。現在、碁聖防衛戦を井山名人と戦っており、碁聖戦から名人戦と連続して井山名人と対局することになる。一力碁聖は「今回、名人戦の挑戦者になることができ、ほっとしている。碁聖戦、名人戦と続くが、精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った。
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