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「囲碁の将来は人機一体」、プロ棋士が語るAI×クラウド活用
【2019年1月29日(火) 日経 xTECH/日経クラウドファースト(井原 敏宏)】
 アマゾン ウェブ サービス ジャパンは2019年1月28日、東京・目黒にあるAmazon Web Services(AWS)開発者向けのスペース「AWS Loft Tokyo」でイベントを開催。「囲碁・将棋分野でのコンピューター活用の最前線 〜あの天才女流棋士たちも活用するAWS〜」をテーマに、囲碁棋士の大橋拓文氏や将棋プログラム「Ponanza」の開発者である山本一成氏が登壇した。囲碁界では英ディープマインド(DeepMind)が開発した囲碁AI(人工知能)の「AlphaGo(アルファ碁)」が世界トップ棋士に圧勝。将棋界と同じくAIが人間を上回る域に達している。大橋氏は若手棋士を中心に、米フェイスブック(Facebook)が開発した「ELF(エルフ)」や、ベルギーのプログラマーが開発した「LeelaZero(リーラゼロ)」などAIを使った囲碁の研究に取り組む。同氏は「これからはAIに対抗するのではなく、AIを上手に乗りこなす『人機一体』の時代」と話す。囲碁AIを動かすインフラはAWSの仮想マシンサービス「Amazon EC2」で、GPUを利用するP2/P3インスタンスを使う。P2とP3を比較した結果、「料金はP3がP2より約3倍高いが、同じ時間内に探索できる手の数が5倍多い。現在は価格性能比の高さでP3をよく使っている」(大橋氏)。さらにユーザーの入札額によってインスタンス利用料が決まる「スポットインスタンス」を活用。一般的な「オンデマンド」に比べて平均7〜9割引きになるという同サービスにより、AWSの月額利用料を1万円以下に抑えている。
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