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2017年の公式戦 芝野虎丸七段が最多勝
【「週刊碁」2018年1月15日号 2018年1月7日発売】

2017年も手合の全日程が終了し、勝ち星、勝率、連勝の成績が算出された。


勝ち星ランキング1位は53勝で芝野虎丸七段。2位に8勝の差、前年1位の一力遼が47勝だったことを考えると、芝野がどれだけ勝ち続けた1年だったかわかる。芝野虎丸といえば何といっても竜星戦での優勝だと思う。全棋士参加棋戦において入段2年11か月の棋士が優勝するという史上最速記録を打ち立てている。芝野の強さは一日の碁の勉強時間。「朝起きてから夜寝るまで」勉強する。やはり努力に勝るものはないようだ。7大棋戦でも名人リーグ、本因坊リーグに入るなどその活躍は目覚ましい。近い将来、番碁を戦う彼の姿が見られるかもしれない。


勝率ランキング1位は0.8036(45勝11敗)を記録した許家元七段。一昨年はランク外だったから相当な飛躍だ。まだ表立った活躍を見せるわけではないが、その成績は顕著。勝ち星ランキングでも2位に位置している。棋聖戦ではSリーグに昇級。今後の日本囲碁界を背負う期待株の一人である。

連勝ランキング1位は井山裕太九段と芝野虎丸七段。2人とも4月から7月にかけて16連勝を記録している。井山はこの間、十段と本因坊を防衛し、名人リーグを全勝で終えている。この合間の縫って参加した国際棋戦・LG杯でも世界の強豪を相手にトーナメントを勝ち上がった。やはり別格、日本の第一人者であることを証明した一年だった。
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