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日中韓囲碁名人戦、井山裕太「見損じ」で中国の名人に敗れる
【2018年1月8日 朝日新聞(保山=大出公二)】


中国の連笑名人(左)に敗れ、初戦を落とした井山裕太名人=8日、中国雲南省保山市
日中韓のトップ棋士3人が「最強名人」の座を争う「第5回世界囲碁名人争覇戦」(人民日報社、中国棋院主催、朝日新聞社後援)は1月8日、中国雲南省保山市で第1戦が打たれ、日本の井山裕太名人・七冠(28)は中国の連笑(れんしょう)名人(23)に黒番中押し負けした。1月9日の第2戦で韓国の李世石(イセドル)九段(34)と打ち、先に決勝進出を決めた連との再戦をめざす。

連笑は中国の名人2連覇中の実力者で、井山は8年前の世界戦「LG杯」の1回戦で敗れている。今回、井山は相手の雄大な勢力圏が確定地になる直前に懐深く打ち込み、鮮やかにえぐったが、秒読みに入った終盤に見損じがあり、形勢は急接近。勝負手を連発して好転を図ったが逆に差が広がり、投了に追い込まれた。「序盤から悪くないと思っていたが、見損じでまずくした。まだ終わったわけではない。あすからが勝負」と話した。

変則トーナメントのこの棋戦は、第1戦に敗れても残る2戦を連勝すれば優勝できる。過去4大会の優勝は中韓に独占されており、七冠再制覇を遂げて世界に目を向ける井山の巻き返しが期待される。
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