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夢百合杯、AI大活躍
【「週刊碁」2017年7月10日号 2017年7月3日発売】

1回戦翌日の休息日に日本勢はZenを使って前日の手を検討することになった。Zenは任意の局面に対して勝率を示す。つまりこれまでプロ同士の間で評価の分かれる局面を定量化することだ出来るということだ。そこでさっそく高尾紳路の1回戦の黒23のノビまでのワカレを評価したところ、互角のワカレとはじき出された。「Zenがお墨付きをしてくれたので、これで自信をもって打てますよ(笑)」と語る高尾紳路は少年のように目を輝かせ、3人の中で最もZenとの検討に興味を示していた。その後も加藤氏に色々と話を聞いていた。加藤氏も「囲碁AIを活用することで人間はもっと強くなることができるはずです」と検討の様子を嬉しそうに見守っていた。
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