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朴廷桓「DeepZenGOは序盤布石が上手く、侮れない相手です」
【2017年3月20日 韓国・中央日報(チョン・アラム記者)】


▲日本版アルファ碁の‘DeepZenGO’と対決する朴廷桓(パク・ジョンファン)九段。朴廷桓(パク・ジョンファン)九段は「アップグレードされたDeepZenGOに勝つことは容易ではない。だがAI囲碁を活用すれば人の囲碁が一層発展するだろう」と話した。

3月21〜24日大阪の日本棋院関西総本部で人類初の人間対機械の囲碁フルリーグが行われる。名付けて「ワールド囲碁チャンピオンシップ」。この大会には人工知能(AI)囲碁プログラム代表として日本版アルファ碁の‘DeepZenGo’が出場し、韓・中・日の棋士と対決する。各国代表は韓国内ランキング1位・朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(24) 、日本ランキング1位・井山裕太九段、中国ランキング3位・半c廷(ミウィティン)九段。

この大会のためにDeepZenGOは昼夜なしに練習対局を行った。昨年12月29日から2月15日まで韓国の囲碁サイト‘タイジェム’で合計1600余局打ったが、最高手を相手に勝率が80%を越えた。韓国の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段も大会準備のために最善を尽くしている。3月14日ソウル馬場路(マジャンノ)の韓国棋院で朴廷桓(パク・ジョンファン)九段に会って大会に臨む覚悟を聞いてみた。

Q どのように過ごしているのか。
“DeepZenGOとの対決のための準備に集中している。AIが出場する初めての棋戦に出ることになり負担も大きい。特にこの頃農心杯などの大会で成績が良くなくて負担感を感じている。”

Q 成績が良くない原因を自ら診断すると。
“原因が分かって直すことができるならば良いのだが、原因が分からないので苦しい状態だ。”

Q 重要対局では心的負担が大きくなるという話がある。
“それは合っている。マインドコントロールしようと努力はするが思ったようにうまくはいかない。負担感を感じるとさらに気になって難しいようだ。”

Q DeepZenGOとの対局のためにどんな準備をしているか。
“DeepZenGOがタイジェムで練習対局をする間、DeepZenGOの棋譜の大部分を取った。またDeepZenGOと何回か対局をしてみた。”

Q DeepZenGOと対局してみた感じはどのようだったか。

“DeepZenGOは柔軟に局を作って相手が仕掛けてくれば真っ向対立するスタイルだ。棋力はすでに最上級だ。序盤定石に現れる一部問題を除いては非常に強かった。対局して侮れない相手という感じがした。”

Q 勝率はどうだったのか。

“私がタイジェムIDをいくつか持っているが、いくつかのIDで対局した結果、3勝1敗の成績をおさめた。だが一手20秒の秒読みで打ったので参考にはならない。”

Q 大会のために準備した作戦はあるのか。

“大会の制限時間が3時間なので時間を序盤にたくさん使って布石を組もうと思う。(ヨミが上手な)機械の特性上、中後半になると逆転がかなり難しいから、序盤に時間を使って優勢な局面を作っておかなければならない。”

Q アルファ碁とDeepZenGOを比較すると。

“DeepZenGOはアルファ碁よりは人間のような布石を組む。アルファ碁は初めて見る手をたくさん打って相手に厳しく対応する。棋力はアルファ碁が上で、DeepZenGOよりはるかに強い。”

Q AIの進化速度が途方もなく速い。これをどう思う。

“囲碁もいつかはAIに追い越されると思うが、思ったよりその時期がはやくきた。永らく囲碁をしてきた立場でたいへん残念だが、囲碁が発展できる良い機会だと考えてAIを活用しなければならない。特に布石はAIに習う点が多い。アルファ碁の布石をたくさんまねようと努力している。”

Q 今回の大会にはアップグレードされたDeepZenGOが出てくるという話があるが。

“すでに侮れない相手だが、さらにアップグレードされるならば相手にするのが容易でない。互角の勝負だと思って最善を尽くして碁を打つ。”
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