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仲邑菫二段、最年少タイトルならず 牛四段に敗れ準優勝「本局はヨセがまずかった」
【2022年7月18日(月) スポニチアネックス
 囲碁の中学生棋士、仲邑菫二段(13)が17日、滋賀県東近江市で打たれた第7回扇興杯女流最強戦の決勝で牛栄子四段(23)に敗れ、初のタイトル獲得はならなかった。牛は第3回に続く決勝進出で初優勝。仲邑は藤沢里菜前扇興杯(23)が2014年、会津中央病院杯を制した15歳9カ月を抜く13歳4カ月での最年少タイトルが懸かっていた。扇興杯は予選を勝ち抜いた棋士ら16人が本戦トーナメントで優勝を争う。仲邑は予選から5連勝で決勝に進出。準決勝(15日)では藤沢に4度目の対戦で初白星を挙げた。この日は有利とされる先手の黒番で終始主導権を握る展開に持ち込んだ。一時は優勢になったが、最終局面で形勢の逆転を許し、あと一歩のところでタイトル奪取はならなかった。7時間を超える戦いを終えた後は何度も首をかしげながら「本局はヨセがまずかったです」とポツリ。今後の抱負を聞かれると「今回の負けを引きずらずに次を頑張りたいです」と声を振り絞った。


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